超駆庵

ひまつぶし

ペングリップ絡みは諦めた話。

取り敢えずペングリップ的なお話の最終回。


ある程度大きな文房具屋に探しに行ってそこで見つからなければ諦めようと決めて、気合いを入れて四日市の白揚まで行くことにした。電車で行ったのではもちろん電車代がかかるので通販と変わらない。ということで自転車で。毎朝遅刻回避のために自転車を飛ばしていた高校生時代ならまだしも、すっかりいい年になって運動と縁遠い生活を送っている昨今を考えると完全に暴挙である。


ある程度気合いを入れて、且つ序盤から体力を浪費しないようにかなりのんびりしたペースで進む。


90分ほどかけて到着。かなりスローペースだったにも関わらずかなり疲労をためてしまった。


相変わらずプニュグリップしか見当たらなかったので店員さんに尋ねてみる。あっさりと置いてないですねーと返される。あれか、ペングリップの世界はもうプニュグリップが制圧してるのか。というか、みんな細いペンを握りしめてペンだこ作って不満ではないのか?ググってるとデジタル絵描きさんもタブレットのペンにグリップ巻いたりしてるし、アナログなマンガ家さんはペン軸にテープ巻いたりしてるし、アナログな字書きさんも軸の太い万年筆使ったりしてるじゃん。学生さんでも字をたくさん書く人なら太いペン使いたくならないのかな?そもそも後付けのペングリップという存在そのものが世間的に認知されていないのだろうか?


そんなワケで買いました。クルトガα-gel。もう一生分のシャーペン買った。ごめんウソ。もっと良さそうなのが出たらまた買う。

ちょっとだけ試してみた感想。これクルトガシステムが軸の上の方に寄ってるので重心がちょっと高い。そして軸の上の方が太い。軸は下に行くほど太くなるのが私の理想なのでこの点は多少不満である。ま、軸はプラスチック部分を分解なり破壊なりで外してやれば何とかなるだろうし、重心の高さもそれほど極端ではないのである程度使ってれば慣れてくるでしょ。

うん。この文章書きながらグリグリいじってたら普通に非破壊で外れたから外した。重心も少しだけ下に移動した、ような気がする。やべーなにこれ地上最強のシャーペンじゃん。しかもゲル部分の長さがプニュグリップと同じ。ゲルが腐ってきたらプニュグリップに交換も出来ちゃう!プニュグリップの匂いが嫌なのでしませんけど。


んで、わざわざ自転車で行った理由は先に述べたように電車で行くのなら通販した方が早いってのが第一なのですが、四日市の中央通りの近鉄四日市から西の方は自転車専用レーンがあるのだな。普段ビクビクしながら車道の端を走ったり、交通量が殺人的に激しかったり路側が極端に狭い道なら超気遣いしながら歩道を遠慮がちに走ったりしてるので、自転車レーンというものを大っぴらに走ってみたかったのだ。それだけ。


帰宅してから路線図で距離を測ってみたところ片道20キロ弱往復40キロくらい。鈴鹿市内をぐるぐる走ってるときは最大で20キロくらいだったのでいきなり2倍の距離を走ることになってしまった。事前に調べておけばやらなかったのだが後の祭り。帰路に至っては体力が空っぽになって頻繁にコンビニで休憩して、それでも尻が痛くて座っていられないレベルになってしまってもう大変。もうちょっと短い距離を回数走って基礎的な体力を付けてからでないと遠出は出来ませんな。


あと、ナカトシのソフトグリップは来月辺り通販で買う。