超駆庵

ひまつぶし

自転車のブレーキの話。

先日サイクリングに出た際に、両手ともバーエンドバーバーハンドルの端に縦に付いてるやつ)を握って走っていたら目の前に突然現れたガードレールにけっこうな勢いで衝突してしまい左手にヘビーな打撲を負ってしまった。


そもそも両手ともエンドバーを握っているとシフトも変えられないし咄嗟のブレーキも出来ないので危険なのだが、ハンドル握ってるよりもエンドバー握ってる方が楽なのでついついエンドバーに手を置いてしまうのだな。


そこで考えた。昔見かけたブレーキレバーの先っぽに縦方向に伸びる棒を取り付けてるアレ、ブレーキレバーエクステンションというらしいのだが、アレを付けてやろう。んで検索してみると売ってない。自転車系のblogなどを読んでみるとどうやらあんまり売れなかったのか既に生産が終わっていて入手するのが難しいらしい。


そうなると作った方が早いってことで自作している方もちらほら。ならば私もとなるのだが、私には鉄やアルミの棒を正確に曲げたりねじ穴を掘ったりする技術も道具もないので出来合いのものを流用することになる。


硬くて曲がってる棒状のものをブレーキレバーにしっかりと付けてやれば多分大丈夫だろう。うーん。六角レンチ?どうやって取り付ける?結束バンドとかケーブルタイとか呼ばれてるアレで大丈夫か?あるいはステンレスのホースバンドでギリギリ締め上げてやるか?


あれこれ考えて思いついた材料をホームセンターで買い込む。


試しに取り付けたのがこちら。

ただやはりちょっと指までの距離が遠い。画像では手のひらをしっかり開いて指を伸ばしているので届いているけれどサイクリングをしているときには手を軽く握っているので咄嗟に指を伸ばすのは難しいのではなかろうか。六角レンチを曲げてやればよさげだけど曲がるのかこれ。


で、ホームセンターからの帰り道で信号待ちしてるときにピコーンと閃いたのがこちら。

ブレーキレバーが途中から角度が付いているので折れる前の根本に近いところに付けるのはどうだろう。


指は先ほどよりも楽に届く。しかもこれは通常サイズの六角レンチなので、もっと長いやつならば意識せずともブレーキレバーを握れるくらいになるだろう。六角レンチは無駄になるけど安いものだし気にしない方向で。

使用感(試しに握っただけですが)はこちらの方がはるかによい。問題は結束バンドでもホースバンドでも棒の広い範囲で縛ることが出来ない。最初の画像の結束バンドのように間隔を取って縛った方が安定するだろう。