超駆庵

ひまつぶし

夢喰いメリーとかその辺の話。

電脳なをさん ver.1.0
ハードカバー時代に買っていたので買ってみた次第。時事ネタは多分に自虐的にアップル信者を揶揄していて面白い。まんが道のエロパロが非常に面白かった。
唐沢なをきは以前「まんが極道」を切ったことがあるのだが、その原因がネタが濃すぎてついていけなかったからというもので、電脳なをさんのように2ページマンガだとその濃さも少しずつ味わうことが出来るので多少緩和されるのだろう。こてこての分厚いステーキを何枚も食べるのは疲れるけれど細切れにしたサイコロステーキなら大丈夫、みたいな感じで。


じょしらく
落語の話など微塵もしていないところが久米田的で面白い。縦横に久米田節が炸裂していて非常に楽しめる。
あと、なんでこの娘たちは羽織を脱がずに下げてるんだ?と不思議に思ったのだが、どうやら羽織を脱がないままで本題に入る噺も普通に存在するらしい。ひとつ賢くなった。


夢喰いメリー #1/#2
普通に面白い。設定そのものはSFによくある(ような気がする)ものだが、主人公がアタッカーでなくサポーターになっている点とアタッカーであるヒロインの目的と主人公の目的に齟齬がある点が、いわゆる昨今のライトノベル的発想で読みやすい。
ゴチャゴチャと分かりにくいフラグ立てが始まったところだけどきちんと回収できるかどうかが今後の見所。連載がきららフォワードってことで、「人気があるから引き延ばす」的な少年誌の手法を採らないことを祈りつつ。
んで、これってTBSでアニメ化なのね。最近はTBSアニメばっかり見てるところに期待の新作もTBSと来たもんだ。